意外と知らないハイヤーとタクシーとの違い

日常的にタクシーに乗ったことのある方は多いでしょう。街中で乗り場があったり、終電を逃してしまい通りがかりのタクシーを拾って帰宅するなど、私たちの生活においても大変馴染みのある移動手段です。一方で、ハイヤーに乗ったことがありますかと質問されたら、ないという方のほうが多いでしょう。何となく特級階級の方々が使用しているイメージで自分には縁がない、具体的にはどういうものか分からないという方もいます。

街中を流して乗客を拾ったり、無線連絡を待って指示された場所へ行き、目的地まで乗客を送り届けるのがタクシーです。ハイヤーは基本的に完全予約制で、会社や営業所から出発してお客様を目的地まで送ったら、帰社します。そのため、旅行などで何か目的があるような場合で、事前に予約しない限り利用する機会はありません。また、どうしても特級階級の方々を連想させるためか、その場でタクシーを拾う方のほうが多いです。ただし、最初から観光などで、目的地が複数あって自分だけで全て回るのが手間という場合は、予約してハイヤーで移動することをおすすめします。

貸切りで利用する事ができるため、そのたびにタクシーを探す必要がなく時間を有効に使うことができるからです。自分の好きな場所のみを目的地として移動してくれるので、とても効率的な観光が実現できます。また、一般的に何となく高級なイメージが定着しているのは、高級車を使用する場合もあるからでしょう。普段乗ることがない高級車や外車を選択できることもあるので、日頃とは違った特別感、優越感が味わえるものハイヤーの特徴の1つです。

ハイヤーは、法律によって都市型とそれ以外の2種類の区分に分かれています。都市型は、120分以上の時間単位でしか予約できませんが、それ以外の場合は制限がないため、利用時間に合わせた予約も可能です。確かにハイヤーは、海外からの観光や視察などの仕事で来日した重要人物、会社役員等の重役などが利用する機会が多く、利用される車種も大型の高級車が主流です。されど、大型車の高級車ばかりでなく、観光などの目的に合わせて中型車なども利用することができる会社が全国に多くあります。時間や距離によっては、タクシーの相場とあまり変わらない料金設定になることもあります。

このように、ハイヤーは何に利用したいかによっては、タクシーよりも便利な移動手段となります。今までの高級なイメージだけで、最初から検討しないことを前提にするのは得策ではありません。観光などで移動が多い時には予約を検討してみてはいかがでしょうか。